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ストックオプションを付与するメリット・デメリットは

ストックオプション導入に向いているケース

「ストックオプション」を導入するのに効果的な企業は「将来株式上場をめざす未上場企業」や「ストックオプションを退職金として代用した上場企業」です。

「ストックオプション」は、現時点では従業員に高額な報酬を支払うことはできないけれども、その代わりとして、将来値上がりが見込める自社株を安く買い付ける権利を付与することで、従業員のモチベーションを高める効果がみこめる制度。IT系企業での導入事例が多いです。

ストックオプションの
メリット

1.優秀な人材を確保
しやすくなる

就職・転職などの人材募集が必要になった時、インセンティブとして「ストックオプション」制度があることをアピールすると、現在の知名度や業績では採用できない優秀な人材、ベンチャー市場に出てきづらい大手企業出身の人材を確保しやすくなります

2.従業員のモチベーションが上がり、離職しにくくなる

「ストックオプション」を付与すると従業員や取締役の仕事へのモチベーションが上がります。自社の業績が上がるほど株価が上昇して、「ストックオプション」で得られる利益が大きくなるからです。

3.従業員にとって株式
取得のリスクが低い

「ストックオプション」は、従業員が自社株を購入する場合とは異なり、コストが発生しません。自社の株価が下落しても、権利を行使しなければ損失はありません。「コストやリスクがなく、値上がりの見込める株式を取得できる」という「ストックオプション」は、従業員にとってもメリットが大きいです

4.賞与などと異なり、
税制優遇を受ける方法も
ある

「税制適格ストックオプション」などを導入した場合、税制優遇を受けることができます。

5.株価が下落した時の
リスクが低い

「ストックオプション」は、株価が上がらなければ報酬が発生しないため、株価が上がらなかった場合も、会社が追加で費用を負担する必要がありません

6.外部人材と
協力関係が築ける

ストックオプションを外部の人材に付与すれば、長期的なパートナーシップを築くことが可能です。新たな人材の雇用・育成が難しい場合でも外部登用で補強できるうえ、ストックオプションの付与によって外部協力者のモチベーションのアップを図れます。

7.会社への貢献度が
確認できる

ストックオプションは、社員が会社への貢献度を確認する一つの指標として働きます。会社への貢献が株価へと反映されるため、社員自身のやる気の維持に繋がるほか、組織の一員としての当事者意識を高めることも可能になるでしょう。

ストックオプションの
デメリット

1.社員間で不公平な状況が起きる可能性がある

「ストックオプション」の付与の配分や、誰を付与対象にするかによって、社員間で軋轢ができる可能性があります

2.上場後や株価が上昇
した直後の従業員の大量
退職リスク

上場後や株価が上昇した時に、従業員が「ストックオプション」を行使して、大量退職するリスクがあります。

3.上場目的のストック
オプションになるリスク

「ストックオプション」のメリットを追求するあまり、上場(IPO)そのものが目的になってしまい、上場後の成長戦略が疎かになるリスクがあります。

4.既存株式の希薄化リスク

ストックオプションは、既存の発行株式を希薄化させてしまうデメリットがあります。特にストックオプションの発行数次第では、既存株主に大きな影響を与えます。その結果株の希薄化が嫌気され、株価の下落を招いてしまうリスクも潜んでいます。

5.自社の業績に左右されるリスク

ストックオプションは、自社の業績に左右される点もデメリットといえます。業績が悪ければ株価も下落しますが、権利行使時の価格を下回ってしまうリスクがあります。将来的に社員が得られる報酬にも影響するため注意が必要です。

6.業績以外の原因が報酬に与えるリスク

海外での戦争や、世界的な景気後退など、外部の要因によって報酬が左右される点もネックでしょう。外部要因による影響は予測が難しく、たとえ業績に問題がなくても株価が下落するリスクがあります。

ストックオプションの評価
ポイントを詳しく見る

メリットとデメリットを見極めて導入を検討
しましょう

このように「ストックオプション」にはメリットとデメリットがあります。それらを見極めて導入を検討してください。

当サイトでは、ニーズ別に主なストックオプションの設計・評価機関を紹介しています。ぜひ参考にしてください。

THREE SELECTIONS

ストックオプション(SO)の設計・評価機関3選

ストックオプションの導入目的や企業の状況別に、実績が豊富で信頼性が高い評価機関を選出しています。導入を検討している担当者の方は、ぜひ参考にしてください。
※選定基準:「ストックオプション 評価」で検索上位25社のうち、各ストックオプション導入における、実績が最も豊富な評価機関を選定。

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